

肛門の病気には、痔(いぼ痔・切れ痔・痔ろう)をはじめ、出血、痛み、かゆみ、腫れなどを伴うものがあります。原因は、便秘や下痢、長時間の座り姿勢、排便時のいきみ、生活習慣の乱れなどさまざまです。症状が軽いうちに治療を行えば、薬物療法や生活習慣の改善によって良くなることも多くあります。
肛門は消化管の出口にあたる大切な部位です。入口である口の健康を考えると、虫歯を放置した場合、おいしい食事もおいしく召し上がれないと思います。肛門の悩みを放置することも、虫歯を放置することと同じだと思います。
当院は、手術にも対応できる肛門疾患の専門病院です。受診に抵抗を感じる方も多いかと思いますが、肛門に関するお悩みがある方は、どうぞお気軽にご相談ください。

ベットに横になります。
ズボン、下着は膝上までずらしていただき横向きの体育座りになっていただきます。
まずは、肛門の視診、触診を行います。
痔が飛び出てないかを確認します。
次に、指にゼリーを塗り直腸診察を行います。
この時肛門に力が入らないように呼吸の合図をします。吸って・・吐いて・・・
がん検診でも行っている大事な診察です。
直腸癌がないか。指に血が付かないかを確認します。
肛門鏡を挿入して奥を観察します。
診察と検査の結果を踏まえ、医師より患者様に病状や治療法の説明をいたします。
手術が適応となる肛門疾患が認められた場合は、手術について詳しくご説明します。
水曜日にお越しいただき、執刀医(蜂谷裕之)と手術日を決定します。
肛門の血管が腫れてできる痔。出血や痛み、しこりを伴うことがあります。症状、痔の大きさで治療方法が異なります。
軟膏、内服薬、下剤、入浴などで症状を和らげます。
症状が強い外痔核や保存療法で改善しない場合に、手術で切除します。(腰椎麻酔、静脈麻酔 手術時間約20分 費用:約3万円)
切らない手術です。内痔核に対して硬化剤を注射し、痔核を縮小・固定させて症状を軽減させる治療です。
(局所麻酔、静脈麻酔 手術時間約10分 費用:約3万円)
排便時の強いいきみや便秘で肛門の皮膚が裂け、痛みや出血が起こります。治療は軟膏やで痛みや炎症を抑え、入浴で血流を良くします。便秘の予防も大切です。症状が長く続く場合は、手術で治すこともあります。
肛門周囲膿瘍は、肛門の周りに膿がたまり、腫れや強い痛みを伴う病気です。自然には治らないため、膿を排出する手術(切開排膿)が基本です。膿を出すことで痛みや腫れが改善します。必要に応じて抗生物質を使い、感染を抑えます。放置すると痔瘻につながることもあります。
肛門の奥に膿の通り道ができる病気で、痛みや膿が出ることがあります。自然に治ることはほとんどなく、手術で膿の通り道を取り除くことが基本となります。手術は再発を防ぐために重要で、症状や膿の位置に応じて方法が選ばれます。
(腰椎麻酔、静脈麻酔 手術時間約30分 費用:約3万円)
肛門の清掃不十分やトイレットペーパーでの拭き過ぎでかゆみや湿疹が起こることがあります。肛門に軟膏を塗ることで症状が改善します。
手術日は水曜日で、1泊2日のスケジュールです。
入 院
手 術
退 院
蜂谷 裕之
退院して1週間後に受診していただき、排便状況、痛み、傷の状態を確認します。
その後数回通院していただき終了となります。