群馬県邑楽郡大泉町の医療法人 徹裕会 蜂谷病院
サイトマップサイトのご利用について
 
行事食2013年7月 七夕(たなばた)
 
 

〜 七夕(たなばた) 〜

【メニュー】

・七夕そうめん(錦糸卵、オクラ、ミニトマト)
・天ぷら(えび、なす、ピーマン)
・胡瓜とかまぼこのわさび和え
・天の川ゼリー

【コメント】

梅雨明け後、日増しに暑さも増してきて、身体には厳しい季節になってまいりました。
水分、塩分を十分に摂り、熱中症にならないように気を付けましょう。

7月7日は七夕でした。みなさんは、短冊に願い事を書き、葉竹に飾りましたか。
七夕は日本の他に、中国、台湾、ベトナムなどでも行われていますが、短冊などを笹に飾る風習は日本だけのようです。その他にも、地域によっては、雨乞いや虫送りの行事と融合した風習もみられます。仙台では七夕にそうめんを食べる習慣があるそうです。その理由は、麺を糸にみたてて、織り姫のように機織・裁縫が上手になるようにとの願いがあると言われています。七夕はもともと、中国での行事でした。それが奈良時代頃に日本に伝わったと言われています。中国では、この日、牽牛星(わし座のアルタイル)と織女星(こと座のベガ)の2星が天の川を挟んで年に一度相会う日とされています。彦星と織り姫の物語ですね。今回の行事食は、そうめんを主食とし、夏が旬の食材を使い、見た目も鮮やかに、涼しさも感じられる出来栄えとなりました。夏が旬の食材のほとんどは、水分が多く含まれており、食すことで体の中の熱を取り除く作用があります。

蜂谷病院のある大泉町もかなり暑いです!夏の食材を食べて、夏を乗り切りましょう!!

では、今回の行事食で使用した食材の一部の栄養をご紹介します。


 
茄子(天ぷら)

夏の代表的な食材の一つですね。揚げても、焼いても、炒めても美味しいですね。茄子の約94%は水分です。しかし、ビタミンB群・ビタミンCなどのビタミン類、鉄分・カルシウム・カリウムなどのミネラル類や食物繊維をバランス良く含まれています。茄子の皮の紫黒色の色素「アントシアニン」は、抗酸化成分「ポリフェノール」の一種で、老化を防いだり、動脈硬化の予防、がんの発生・抑制の効果があります。

        

きゅうり(わさび和え)

こちらも夏の代表的な食材の一つです。漬物や酢の物にして生で食べるのが一般的です。道の駅で売っている「きゅうりの一本漬け」は食べごたえもあり、大変美味で、昔を思い出します。きゅうりも茄子と同様に90%以上が水分でできていますが、ビタミンA・B群・Cのビタミン類、カルシウム・カリウム・鉄分などのミネラル類、食物繊維をバランス良く含んでいます。きゅうりの青臭さの成分である「ピラジン」は、血栓を予防し、脳梗塞、心筋梗塞を予防する効果があると言われています。他にもきゅうりは、体にこもった熱を取り除く作用や、アルコール代謝を促す働きがあり、夏バテ防止や二日酔いにはぴったりの食材です。

 
HOME病院からのお知らせ病院概要診療科のご案内関係者・採用情報入院・お見舞いのご案内交通のご案内病棟・施設のご案内
Copyright 2012 Hachiya hospital. All Rights Reserved.