お答えします。
腹腔鏡手術の映像を使って説明いたします。
腹腔鏡手術とは小さい傷からカメラや鉗子(かんし)を使用した低侵襲な手術です。
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この症例は両側例です。
左右とも野球ボールくらいの膨らみがありました。
上の写真は腹腔鏡でお腹の中から観察している状態です。
外鼠径、内鼠径の違いはヘルニア門(袋の入り口)が下腹壁動静脈の外側にあるか内側にあるかの違いです。
ここに腸管が入っていくため膨らみます。
今は腹腔内から治療する腹腔鏡下鼠径ヘルニア根治術というのもあります。
当院での治療は体表からですが、そのうち導入を考えております。